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当時のSTEREO誌での紹介では、「自閉症スレスレのキッチェなポップ・フォークの世界を生み出した工藤順子」という見出しでこのアルバムを紹介した。
当時大分郊外在住の彼女は、週間FM誌の作詞コンテストに入選後、石黒ケイに数曲、山崎ハコに一曲、自らの詞を提供した後、本作を発表。
(現在はどうされているのか不明)
私自身のお気に入りの曲は、B3とB5で、特にB5は当時でも珍しかった、フェアライトを大胆に導入してAndrew Cranshow然とした、はかないメロディーが非常に印象的な曲。今でも、色あせること無く彼女の独特の感性が伝わる。