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気のせいか、どこかで見たようなデザインですが、こちらが本家本元です。
内容的にも素晴らしく、60年代後半から70年代にかけての英国ロックの集大成というべき物で、「こんなグループ誰が知っているのだ。」という物まで病的に載せています。まさに英国ロックヲタクの人ならば一家に一冊というべき本です。とにかく、情報量に圧倒されます。
しかしこの帯叩きの「ロックは知識だ」というのは凄い台詞だと思います。ロックの本質が混沌と衝動と偶然ならば知識はそんなに必要としないはず。それともロック黄金時代への回帰のためには知識が必要という現在の状況の認識なのでしょうか。
さておき、岩本晃市郎氏の「空想音楽博物館」構想〜70年代ロックを集めた博物館〜いつか実現して欲しいものです。