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何とも英国的でほのぼのPopでProgre渋なバンドである。本作には田園BEATLESという称号が相応しい。本作のProducerは、そのBEATLESを手がけたGeroge Martinであり、過剰とも思える厚い音作りは素晴らしい。
さて、遊佐は「ジェームス・ウォレンという人の書いた曲がすごく好きで」と発言している。(彼は本作のTour後脱退)James Warren(g,vo)の作曲はTrack7,8,12となっている。なお、再発に際してJames WarrenとCrun Walter(b,vo)の解説が追加されている。「情報が必要でしたら、Faxまたはお手紙で」と連絡先まで書いてある。遊佐は連絡したのか。!?(謎)なお、Track 11,12,13は再発時のBouns Tracksである。
プログレ者には90125YES前の末期YES(なんじゃそりゃ)に加入するTrevor Horn(vo)とGeoff Downes(kb)が在籍したことで有名なバグルス。テクノポップの元祖とも、プログレの新しい姿とも言える本作は練りに練られたシンセ群の新鮮な味わいが面白い。
本作からは"ラジオ・スターの悲劇"というヒット作が生まれている。この「ヴィデオがラジオ・スターを殺した」という歌がMTVの初期の名作になってしまうとは...。BUGGLES再解散後にTrevor は90125YESのプロデューサとして、超大ヒット"ロンリー・ハート"を含む「90125」を送り出す。また、Downesも元FAMILY~KING CRIMSON~UKのJohn WettonらとASIAを結成、これまた大ヒット作を作るのであった。
「私は彼らの音作りというよりも、メロディー・ラインが好きなんです。」とコメントしている。
マニアの間では「英国フォークロック三種の神器」として、TUDOR LODGE、Spirogyra、MELLOW CANDLEの3バンドが人気があります。本作もその一枚。
「やっぱりバーバラ・ガスキンの力が大きいでしょっていうことを私は言いたい!!(笑)。」と力強く主張しています。熱くなっています。(笑)
SPIROGYRAは一般的には3rdが最高傑作と言われていますが、本作(2nd)はロック魂が一番入っており、Tradが合わない人でも楽しめます。
遊佐が散々宣伝をするので彼女をご存じの方も多いかと思う。プログレ者の永遠の恋人(失笑)である、Kate Bushの2nd。
空想の世界と現実を浮遊している典型的人間の作品と言っても良いかもしれない。歌詞世界の独特なエロスと、個性的な声になじめれば、あなたの永遠の名盤になるでしょう。
「なにしろ、メロディが素晴らしくて、とっぷりと包まれています。」という遊佐の解説のとおりのゆっくり味わいたい名盤。
余談ですが、「朝吹ケイト」って芸名をKate Bushから取っているの知っていました。?