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これも遊佐ファンにはお馴染みの作品。映画「エクソシスト」のサントラで有名になったMike Oldfieldですがこれは彼の中期の作品。アナログA面の大曲"Crises"とB面頭の"Moonlight Shadow"。大曲とPopな小曲という対比が面白い。そして、この"Moonlight Shadow"は大ヒットした名曲である。難解と思われている彼であるが、こんな素敵なPopsもあるのだ。また、後日ex.RENAISSANCEのVo. Annie Haslamがカヴァーしてこちらも大ヒットした。他にYesのJon Andersonも参加。
現在、英国Virginが航空会社を買収するためにレコード部門を売却したため、Virgin Japanも消滅し国内盤が再発されていないのが残念である。
カナダの女性ミュージシャン、Sarah Mclachlanのデビュー作。初期遊佐未森にも頻出する裏声のコーラスを効果的に使った音作りはかなり共通する物がある。アコースティックに絞られた音数の少ないが美しいアレンジでゆっくり聴かせてくれる佳作である。
未調査であるが、「ミモリカンパニー」で本作がon airされたらしい。そして、本作にはヨーロッパ盤があり、ジャケットとミックスが異なっているらしい。情報求む。