The Soramimi Rock Music Museum

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1996 Dec. 18th. Shibuya On Air East


Asia Live Dream

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 今回のOn Air Eastのライヴの意義は良く分からない。正直、役所の外郭団体の残予算消化の為のイヴェントみたいな気がする。協賛団体もやけに多いし。

 また、後日の仙台でのイヴェントの構成と殆ど同じ事から考えて、「公開リハーサル」みたいな印象を受ける。(売れっ子の青山純がこの為だけに参加したとは思えない)

 ガリガリとしたイントロから始まる初期の名曲“花一杯君を待つ”鍵盤奏者抜きであるが、スケール感を上手く表現していた。

 “素肌”は元気な、“潮見表”は「...この乾いた時代を...」という歌詞が印象に残るバラードの新曲。2列目で良く見えたが生音ばっかり聞こえてヴォーカルが良く分からない。(涙)

 MCでアイルランドのレコーディングの話をしてメンバー紹介。

 ここで青山純と遊佐との会話で“野生のチューリップ”が「やせちゅう」というコードネームと分かる。

 4分打ちバスドラに導かれて始まる“Destination”ちょっとアップテンポで演奏。リズムが強力無比でCDやクリップとは全く違う。バスドラは曲中打ちっぱなしであった。“ブラームスの子守歌”は今まで遊佐に無かったSwingの軽快な曲。前半は英語で、後半は日本語で歌われる。「クリスマス向き」だそうで。

 次回のライヴの話をして「飛ばしていきます。」というMCの次に“野生のチューリップ”もうすっかり手慣れたライヴの曲になった。好き嫌いは別として力強い演奏である。歌詞を一瞬忘れたのもご愛嬌。

 最後の“夢をみた”はイントロを遊佐がD-50で弾いた。この時の表情はリラックスしていて良かった。(笑)オリジナルはキーボードの厚い装飾が特徴的だったが直球勝負のシンプルな演奏の躍動感が曲の良さを引き出していた。

 肝心のライヴの出来はどうであったか。?筆者好みの手数の多いドラムに乗ったタイトなリズムが気持の良い素晴らしい出来であった。全般的に力強い演奏であり、叙情的、繊細とは言えない。が力強さが初々しさに繋がっていったと思う。

 大村憲司は黒ボディに白と、白一色のストラトキャスター2本をステージに置いていたが、弾いたのは白い方だけ。相変らず、難しい顔をして眉間にしわを寄せて演奏。リーダー、リラックスですよ。(笑)

 ベースの青木は演奏を聴くのは初めてだったが5弦を使用して、なかなか心地の良いフレーズを弾き出していた。

 “素肌”“潮見表”“ブラームスの子守歌”はライヴはかなり完成された印象を受けるが、新作「roka」はNightnoiseと共演しているはず。ロックの手法で演奏されたこれら新曲がアルバムではどのような解釈になっているのか楽しみなところである。


1996 Dec. 21st. 仙台光のページェント音楽祭第一部


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 写真提供 匿名希望さん

 演奏曲目はOn Air West抜粋という感じである。第一部は4組のバンドが演奏したが、ここまではアコースティック弾き語り演奏で、ドラムレス。今日は遊佐も弾き語りか?と予想したら、On Air Westと同じ面子。

 演奏内容としては1996.12.18と殆ど同じなので省略。

 遊佐は茶色の服の上に白いレインコートを着て登場。これはOn Air Westと同じ衣装であるが、On Air Westでは“花一杯君を待つ”の後、レインコートを脱いでいたが、仙台では余りの寒さのためか最後まで着ていた。(笑)おまけに途中で釦を止めていた。(笑)

 特に「録音撮影禁止」のアナウンスが無くて、結構写真を撮っている人もいた。良い写真があれば譲って下さい。謝礼します。(笑)


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