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空耳音楽博物館管理人の日記帳(1999年3月)
1999年4月
1999.3.31
風邪で具合が悪いが遊佐未森のライヴを欠席する訳にはいかない。
1999.3.30
1999.3.29
1999.3.28
今日は自由ケ丘と渋谷に出撃した。自由ケ丘では本来の目的を達成出来ずやけになって(嘘)CDを5枚買う。いや、本当は沢山買いたくないのだが(?)500円のCDを2枚買うつもりでレジに行くと「今、500円の特価品は5枚で1000円なんですよ」と言われてしまう。仕方が無いので(??)餌箱を丹念に見ると色々ある。マルコシア・バンプはT-REXのそっくりバンドとして「イカ天」に良く出ていたバンド。安藤秀樹も懐かしいが、未だegg manでライヴを打ったりして現役。生福は10年位前に猛威をふるっていたYAMAHA DX7のパラメータを沢山作っていた人達。お世話になった人も多いのでは。彼らが息抜き(?)で作ったCDだと思うのだが結構笑える。
さて、次は渋谷egg manに行ってOUTER LIMITSのチケットをgetしようとした。が、先頭分は売り切れで「ぴあ」の方が順番が良いと言われてしまう。く〜。やけくそで目白の世界円盤堂へ。
流石に世界円盤堂。ちゃんとチケットを在庫している。ここでも不本意ながら中古の棚を見ると、「日本のプログレ」の棚に噂の村上ユカを発見。1000円なので試しに買う。さらに高橋鮎生もあるので即get。
しかし、世界円盤堂。何故「ハルモニオデオン / 遊佐未森」の初回限定盤が4800円なのだ。?
今日の購入CD「ダウンタウンヒーロー / 安藤秀樹」「メロン / くじら」「ピクチャーミュージック / 杉本恭一」「In Kazmidity / MARCHOSIA VAMP」「内容の無い音楽会 / 生福」「Heavenly Garden Orchestra / 高橋鮎生」「散歩前 / 村上ユカ」合計3600円なり。
1999.3.27
1999.3.25の続きである。同様の事がinternetでも言えている。今internetは利権争いの舞台である。つまり、internet上の「有害情報」を取り締まる機関を誰が作るか、である。自分の省庁の管轄にしなくても良い。外郭団体を作って天下りして、自分は仕事をせずに退職金を受け取る。団体を運営する金は、プロバイダから運上金を取れば良い。まあ、総会屋と精神構造は大して違いは無い。
相変わらず脱線しているが、プロバイダに「著作権法に違反しているか」「猥褻な情報であるか」という判断を行わせ、かつ、迅速に対応する義務があると世間に思わせるのが第一段階である。兎に角、internetは無法地帯でとんでもないと大衆に信じさせるのだ。
で、プロバイダが何も行動していないと信じさせる。そんな行動をする義務はプロバイダには無いのだが大衆に「ある」と信じさせるのだ。
そして、プロバイダが何もしていないから、日本人の大好きな「公的機関」がどうにかしろ、という世論を作るのだ。印刷物なんかと違って、internetは将来性があるから、役人達の縄張り争いは激しいぞ。功名を立てる為には「仕事をしているぜ」という事を見せないといけない。今後、不当逮捕も含めて、多数の逮捕者がinternet周りで出ると予想している。
1999.3.26
今日は雨だ。そういえば、先週の雨の日は「雨の日100円値引き」の店に行った。で、今日も行ってしまうんだな...。駄目だこりゃ。
今日の購入CD「Shadow Of The Moon / BLACKMORE'S NIGHT」「Back In Town(bootleg) / THIN LIZZY」「スーパーベスト/ 姫神」
1999.3.25
先日の「ポケットモンスター猥褻同人誌」事件である。fjやwebをふらふらしていたら、この同人誌を印刷した印刷会社の社長が著作権法違反の幇助で捕まったか、取り調べを受けたらしい。(情報があやふやですみません)
以前も暴走族の衣装を作った会社が「暴走行為の幇助」で捕まった。何か話がおかしくありませんか。?この衣装というのは不二家のペコちゃんの図柄を使ったという斬新な物で(?)「ミルキー」を「魅流鬼」(だっけか?)と漢字で入れてある。「夜露死苦」みたいな独特の美学ですね。
すっかり脱線したが、前回のは「暴走行為の幇助」ではなく「著作権侵害の幇助」の適用がまだ妥当であると思う。裁判にすれば勝てると思うが、零細企業ではそれも無理だろう。家業休んで、弁護士雇って裁判するよりも、大人しく罰金払ったほうが経済的だなんて....。で、今回の場合も自社に依頼された印刷物が著作権侵害かどうかの判断を、依頼された会社に行わせるのは無茶だと思う。
1999.3.24
1999.3.21の日記を読んだ方から「惣流・アスカ・ラングレーは付近の地名の『飛鳥山』に掛けているのでは。?」という指摘を頂いた。なるほど。深読みのプログレッシャー(笑)としては、この程度の想像(妄想、考え過ぎとも言う)は速効で出来ないといけない。
ところで、昨日の日記でかなり御立腹していた私であるが、翻って創造性が溢れていたと言われている70年代ロックはどうか考えてみた。
すると、結構あるんだなこれが。例えば「Child In Time / DEEP PURPLE」のハモンドオルガンのリフは「Bombay Calling / IT'S A BEAUTIFUL DAY」の流用(?)である事をメンバーが認めていたと思う。LED ZEPPELINはBlues物を基本にしている曲のコード進行が似るのは、まあ見逃すとしても60年代の名曲とリフが同じと言われている物が多数あったりする。参ったな〜。(苦笑)
1999.3.23
昨日(22日は22日の最初の深夜に書いたのだ)、夕方某所にてTVの音楽番組なんぞを観ていたら、T.M. REVOLUTIONと言うバンドのクリップが流れた。あれ、これは何処かで聴いたことがある。GUNS AND ROSESの名作“Welcome To The Jungle”のリフじゃないか。頭のAxelの「Ha!」から「♪Welcome To The Jungle〜」と唄うまでに流れているリフとコード進行である。その他にもこの曲から盗用したと思われるリフが色々。
邦楽界の厚顔無恥な原作に敬意を表している訳でもない盗作は昔から言われている事であるが、呆れるばかりである。多分にレコード会社を支えるカラヲケ重視邦楽音楽消費者は洋楽何て聴く機会も無いのだろう。だから、その与えられている音楽が盗品であろうとも、恥じる事無く「周囲が聴いているから」という理由で消費している。
有難い話だ。その様なバブルのミリオンヒットの邦楽で洋楽のマニアックな再発をする金が生まれていると思うと盗品邦楽にも感謝しなければいけないと考える今日この頃である。
1999.3.22
先日の続きであるが、以前「ときめきミモリアル 〜ハルモニオデオンの樹の下で〜」という創作イラスト(盗用イラスト?)付きのweb pageを見掛けた事がある。これは微妙である。まず、独創的な商品名(商標)は一般に法律で保護されており、勝手には使えない。これはコナミの「ときめきメモリアル」の盗用とされても仕方がない。
また「ハルモニオデオンの樹の下で」であるが、曲やアルバムタイトルも著作権法で保護されている。面倒な話であるが、私が創作した歌を「ハルモニオデオン」と名付けると独創的な「ハルモニオデオン」というタイトルを無断で使用したと解釈される可能性があるわけだ。当然、私が「ハルモニオデオン」という言葉を以前知ることが無く、私自身が創作したと証明できれば問題は無い。
とまあ、上記のweb pageは商品にすれば多分に訴訟を起こされる可能性も秘めているが、個人のweb pageでキャラクタを汚していると思われないので、多分に何も起きていないのであろう。遊佐本人は「変態美少女ゲームのキャラクタに勝手にしないで」と激怒しているかも知れんぞ。(苦笑)
が、著作権法上ではまずい状態にある事は変わりない。ところで、私は上記のweb pageの作者を非難、「ファンじゃねえ」と罵倒、民事訴訟を起こすべし、等と考えている訳ではない。当事者でも無いし。ただ、法律上明示的に禁止されているweb pageが2種類並んだ場合、一方だけを非難する人が存在するという事実には興味がある。
1999.3.21
相変わらず、この日記帳は連続性がない。昔から堪え性が無いのか脱線しても一向に平気である。最も、この日記帳は私用であるので、私以外は読むべからず。(嘘)
さて、今日は南北線に乗って赤羽岩淵まで行ってきた。駅で見かけたアニメのキャラクタが都営交通の制服を着ているポスターを発見した。見覚えはあるが、どうにも思い出せない。ここ数年程TVをまともに見ていないのであるで、多分10年以上前のアニメじゃないかと思っていたが、違った。エヴァンゲリオンの惣流・アスカ・ラングレーであった。ちなみにエヴァンゲリオンは一度も見たことが無いが、これだけ一般誌にも露出があれば私でも気付く。彼女の「惣流」の名札を見て気付いたので偉そうな事は全く言えない。
誰かが手書きをしたみたいである。良く描けている。が、ポスターには所謂「(C)GAINAX」という表示が無いので、海賊版であろう。問題にはならないのであろうか。先日、自称良識大新聞の朝日新聞に漫画同人誌の事が載っていた。オリジナルの発行側の意見は殆ど無いのであるが、同人誌の著作権違反は「黙認している」という状態とある。が、キャラクタを汚す、端的に言えば「猥褻な」物は訴訟なり、警告なりをする場合もあるそうだ。
事実、九州(だっけか?)の「ポケットポンスター猥褻同人誌」の場合は損害賠償の民事訴訟ではなく、「著作権法違反」の刑事罰が適用され、罰金を国庫に納入する事になった。これは珍しい例とも思う。が、「ナニワ金融道」の解説本(?)を読むと、本来民事訴訟になる物を刑事訴訟に持っていくのが弁護士の腕の見せ所でもあるそうな。つまり、キャラクタ会社が同人誌の作者に対して損害賠償を求めて裁判を起こしても、時間と金が掛かり過ぎ、割に合わないのだ。それよりも、刑事訴訟つまり、警察が著作権法違反で作者を捕まえれば、国の金で作者を締め上げてくれる。これは楽だし嫌な同人誌を抹殺するには効果的である。
すっかり話題がそれてしまったが、漫画同人誌は著作権法違反である状態には変わりがない。単に訴えられていないだけである。
1999.3.20
さて、ライヴ録音の是非の続きになる。
著作権法から考えて合法なライヴ録音を一部のファンと称する人々が嫌う。それに対して、著作権法で禁じられており、著作権者に金銭的ダメージを与えるCDをテープに録音して人に渡す行為(レンタルCDをテープに録音するのも含む)が日常茶飯事として流されているのか全くもって謎である。どうせであれば、犯罪の手助けをしているレンタルCD屋とその客を同じ熱意と動機で攻撃するべし。不公平はいけない。
枕が長いが、ライヴ録音は何故禁止されてしまっているのだろうか。大体以下の理由であろう。
1.海賊盤の元の音源になる
2.客が録音に熱心になって、真面目に音楽を聴かない。
3.機材が大袈裟になって目障り。
4.不本意な演奏が残る時がある。
まあ、こんな所だろう。今後はそれぞれについて書いてみよう。
今日のBGM「Shadow Of The Moon / BLACKMORE'S NIGHT」
1999.3.19
雨である。雨は湿度が適切に保たれるので冬には時には必要である。が、やはり行動には煩わしい。少しでも元を取るため(?)に「雨の日は100円引き」の中古レコード屋に行く。ここは在庫量も多く、値段も安いので気に入っている。場所は秘密だ。(笑)餌箱を丹念に見ていたら、結局9枚も買ってしまう。私は余り新品は買わないし、中古も1枚1000円以下が目標である。が、最終的に沢山買ってしまえば浪費には変わりない。場所を余分に必要とするだけ不幸かも知れない。
今日の購入CD「Tilt / ARTI+MESTIERI」「Giro Di Valzer Per Domani / ARTI+MESTIERI「Atomic Rooster / same」「A Nod Is As Good As A Wink...To A Blind Horse / FACES」「Spanish Guitar / GARY MOORE」「Shadow Of The Moon / BLACKMORE'S NIGHT」「うれしいひとこと / 種ともこ」「Take It Or Leave It / VENGEANCE」「Anderson , Bruford , Wakeman , Howe / same」
1999.3.18
今日は本当はFM東京の公開放送に遊佐未森が出演する筈であった。が、残念ながら遊佐が病気という事で出演出来ず、話は流れた。
まあ、それ自体は人間の体の事なので仕方が無い。
出演中止は知っていたのだが、半蔵門のFM東京まで行ってみた。やはり公演中止、当たり前だ。その後は平河町の祖父母の家に行った。実は私はまさかの番町生まれなのだ。祖父母は80歳を越えているがまだまだ元気である。
今日のBGM「Live At Hammersmith / WHITESNAKE」
1999.3.17
Microsoft Windows 98という酷いソフトウエアがある。知らなかったのであるが、フロッピーディスクのフォーマットに10分かかるのは仕様だそうだ。ちゃんとMicrosoftのwebにも仕様と記載されていて驚いた。ちなみに1枚のフロッピーのフォーマットである。何だかDOSの方が完成度が高い気がするのは私だけだろうか。
そういえば、Excelという著名なソフトがあるが、これは元々Mac OS用に作られた物である。Excel 2.2を漢字Talk6.0.7上で使用すると大抵のDOSユーザは完成度と便利さに驚いたのである。Excel 4.0になって若干重くなったが、完成度は高くBugは殆ど無かったと思う。酷いのがExcel 5.0のMac版である。コードの大半がHDDの空アクセスと意味なしタイマーループじゃないかと思う位遅くて使うのが苦痛であった。特にPower PC版は重くメモリを大量に占有してPower PC 603を搭載したMacではまともに動作しなかった。で、どうしたかと言うと68K版のExcel 5.0をPower PC 603上で動かすのだ。68K版の方が占有メモリが少なくスワップも余り起きずに何故か快適。この時点で私はExcelを捨てた。表計算をしたければ、Claris Worksを購入すれば用は十二分に足りるのである。
1999.3.16
忠実な遊佐ファン(音楽ファンではなく)には、価値判断を停止している人がいて嫌いと言う以前に怖い。「遊佐が傑作と思えば、その(遊佐未森の)作品は傑作」という文章を見たことがあるが、私は自分の眼が悪いのかと思った程だ。
その他にも「ヴァーゴが**と言っているから」というのも散見する。自分で価値判断するより、実体が無いヴァーゴという団体(戦時中の国体と同じ)の言う事を簡単に受け入れる。
その様な無自覚なロボットの様な人間というのが黙って商品を買う「良いお客様」なんだよね。自分で価値判断をせずに周囲が聴いているから同じ物を聴く音楽消費者と何ら思考方法が変わっていない。
今日の購入CD「Man Machine / KRAFTWERK」「舟 / P-MODEL」「Love Hunter / WHITESNAKE」「Live At Hammersmith / WHITESNAKE」「Deep Breath / 平岩英子」...テクノから姫〜るヴォーカルまで(笑)
1999.3.15
今日は、北欧プログレバンドのFLOWER KINGSを観て来た。流石に寄る年波は隠せず(大苦笑)3時間以上も立っているとツライ。
さて、3月11日の続きであるが、音楽を提供している場所の数としては「(元より法律上は何ら問題ない)録音OK」が多数を占めている事がお分り頂けたであろうか。ただ、収容人員を考えると普通の人(?)が接する生演奏は「録音お断り」の場合が大半なのだろうな。
それでは、何故法律で許されている事が契約上許されていないのか、それを何時か書くことにしよう。
1999.3.14
この日記は誰か読んでいるのであろうか。まあ、このweb pageを見る人は遊佐未森の情報を仕入れに来る人達だから、高い電話代を使って読まなくても良いのだが。
さて、このweb pageは終了する時期が決定している。何時かって。?ここ以上に情報が豊富に提供できるweb pageがあれば、「ファンの作った海賊」web pageは不要である。これは卑下している訳ではなく同じ事が書いてある本が2冊は要らないのと同じ。この日記帳以外は、まず、物や事実ありき、そしてそれに対する解説と証拠集めが基本である。よって、ソラミミ倶楽部の有料web pageが情報量で上回れば、このweb pageは無料で見られるだけが利点である。公式盤が良い音で出てしまえば、海賊盤はゴミ箱行きなのは市場が証明している。
私としても年間3万円以上の経費を使ってweb pageを作るよりは年間3000円(だっけ。?)払って有料web pageを見たほうが安上がりである。
昔は「遊佐未森の歴史のため」何ても思ったりもした。が、当たり前だが全ては自己満足である。但し「いい仕事していますね〜」と言って貰える様なweb pageにしたいとは思う。
今日のBGM「The Parting Tide / NIGHTNOISE」
1999.3.13
3年程前に知りあった奴が、今度結婚する。何でも鈴木祥子のライヴでライヴハウスの階段で並んでいる最中に知りあったのが切掛けというのだから、人生は良く分からない。
1999.3.12
今日は私の誕生日であった。誕生日を祝って、高橋鮎生TRIO+シカラムータ+上野洋子+太田恵資のライヴに行った。
当初、太田の名前はチラシに無かったので、行ってびっくりであった。太田はZABADAK脱退後の上野と、その後ステージに上がった事は無い様で「お久しぶりです」という挨拶は、ちょっと危ないかも。
高橋鮎生が私の目当てであるが、シカラムータが最後に演った奇数拍子の“ターキッシュ・ダンス”は凄かった。こんな曲で踊る奴等は変態だ。そして、以前egg manでも見た太田のメガホン+インチキヒンズー語攻撃。完全に切れた状態でヴァイオリンを弾きまくり、メガホンで絶叫する姿は、まるで全盛期のリッチー・ブラックモアが最後にギターをぶち壊すのとダブって見えた。
1999.3.11
今日は3月10日の続きだ。
何故、ライヴ録音は禁止と一般に思われているのか。?それは大概の音楽消費者(敢えて音楽マニアとは言わず)が大手レコード会社の金が入っている会場にしか行かないからである。
日本のライヴハウスの数というのはさっぱり分からないが、遊佐未森が使った会場数の100倍程度は「音楽を提供する場所」が存在すると思う。そして、その大半は収容人員が100の単位の小さなライヴハウスであろう。
私が気に入っているライヴハウスとして吉祥寺のMANDA-LA2、南青山のMANDA-LAが挙げられるが、ここは100人入るかどうかである。小さい会場だからと言って馬鹿にしてはいけない。ここには遊佐未森周辺だと、斉藤ネコ、金子飛鳥、清水一登、渡辺等、上野洋子と言った実力派ミュージシャンが沢山出演しているのだ。
さて、会場は録音禁止なのであろうか。チケットには何も書いていない。ここからが難しいのだが、暗黙の了解で録音は良しとされている。と言うか、上記のミュージシャンが出ればテーブルには録音機とマイクが並びDAT普及率30%位は行きそうである。ここだとDATの展示会が出来そうな勢い、濃さである。(笑)DATだけではない、DVまで持って来る凄い人がいる。念のために言っておくが私ではない。以前も斉藤ネコ・ストリング・カルテットを録画していた女性がいたが、猫八師匠のファンなのであろうか。怖い。濃すぎるぞ皆。
脱線しすぎたので次回に回すことにしよう。
今日のBGM「Exile / DAVID CROSS」
1999.3.10
残念ながら3月4日の宿題をやって来た人は殆どいないみたいで残念。が、やっぱりちゃんとやる人はやる。他は全員再履修。
さて、私からもちょっと解説。「ライヴ録音は違法なのか」という点について。実は「録音物を個人で楽しむ分には違法では無い」のだ。変。?ちっとも変では無い。
まず、著作権法というのは「人の褌で相撲を取ってはいけません。」というのを規定している法律である。だから個人的に楽しむ複製は許されているが、複製したものを著作権者の許諾無く配付したりしてはいけない。
ライヴ録音は演奏している楽曲という著作物を複製している。それと同時に演奏者の権利、格好良く言うと「実演」を複製している。
楽曲部分については著作権法第30条で「個人的に家庭内、またはそれに準ずる用途の為の複製」認められている。次に実演部分であるが著作権法第91条にて実演家がその権利を著作隣接権として保有しているのである。が、著作権法第120条にて著作隣接権も私的使用には著作権法第30条が援用される。
無論、ライヴ録音した物を著作権者や実演家に許諾無く、配付したり売ったりはしてはいけない。次には何故、日本ではライヴ録音が禁止と皆が思っているか書く予定である。
1999.3.9
今日は、一気にCDを6枚も買ってしまった。まるで中毒患者の様にCDを買ってしまうので始末が悪い。
「Divinties Twelve Dances With God / IAN ANDERSON」「Babes In The Wood / MARY BLACK」「Exiles / DAVID CROSS」「The Parting Tide / NIGHTNOISE」「Filling Time With Killing Time / KILLING TIME」「Deface The Music / UTOPIA」ふう。打つだけでも疲れたぞ。(笑)
これらは某中古レコード屋で総額3950円。KILLING TIMEを100円でGetしたのが強かった。こんな変態音楽が昔は「オシャレ」とされていたらしいのも怖い。全てはディレクタの福岡知彦の策略に違いない。多分廃盤だと思うので聴きたい人は中古屋を回るか、同じ変態音楽の「TIPOGRAPHICA」をどうぞ。(笑)
1999.3.8
「県立戦隊アオモレンジャー」って知っていますか。?青森県の豊富な農産物を我が物にしようとする「NOKIO」(農協にあらず?)から青森県を守る為に作られた戦隊なのだ。
ここまで書くと「どうせヲタク向けの同人誌だろうが」みたいな話に思われるかも知れないが、れっきとした(?)青森のラジオ局のドラマだったりする。全くもって地元受けらしいのだが、「ワールドカップ誘致バズーカ」だの「整備新幹線バズーカ」(それも外れてしまう(苦笑))と言った捨て身のギャグも満載。敵役だって「NOKIO北海道支部の毛ガニ男」が毛ガニを青森県人に食べさせ青森県の物を食べなくすると言った具合で、全国区の放送は到底不可能な代物である。
しかし、実はこれは巧妙に計画された青森の宣伝だったら怖すぎる。私もお陰で青森の名産が「林檎、イカ、ホタテ、シャコ、イタコ(これは違うが)」と憶えてしまった始末。(笑)困ったものだ。
1999.3.7
西の方の人に指摘されるまでもなく、私は電波には縁がある。(笑)今日は15年程度前のTVを修理したんだ。
これはチャンネルをダイアルで選ぶ方式で、近年は殆ど絶滅している。前から、チャンネルをきちっと収まる所ではなく、軽くダイアルをずらす様な場所にしないと写らなくなっていた。内部はPLLでは無くて、同調回路の並んだコイルをロータリースイッチで切り替えているというローテク。(笑)で、スイッチの接点が汚れて、ちょっとずらして接触する点がずれた時は信号が通っていたらしいのだ。
分解して、接点を無水アルコールで掃除したら見事復活。メーカ修理だと、訪問料金+技術料金で15000円位かな。
古い製品は意外に修理できる。今の製品はコストダウン、つまり消費者の利益の為に、ネジすら無くて開けることも出来ない物も多い。修理で1万円何て許せない、という言葉を新聞で時々見る。生産は自動化で迅速に出来るけど、修理は全て手作業。手作業のコストダウンは難しい。老後の儲からない仕事にするかな。(笑)
今日のBGM「In Concert / 仙波清彦とはにわオールスターズ」
1999.3.6
さて、みんな3月4日の宿題はやってきたかな。?
賢者なら気付いたと思うが、これには正解が無い。例えば、1.から5.までは「アーティストの権利を守るための」著作権法という明文化された「ルール」で許されていない事。が、知ってか、知らずか罪悪感無しに法律違反をしている人が殆どじゃないのかな。?勿論、「どんな理由があろうとコピーはしない」と決めている人がいるのも知っているよ。
さらに1.から5.まででも人によって回答が違うのだ。つまり、君が「ルールだ」と思っている事は「自分が決めたルール」なんだ。それは悪い事では無く、格好良い言葉で言えば「倫理観」ってやつだ。幸か不幸か、趣味全般に言える事項だけど、「法律的なルール」と「ファンの倫理観」が同じじゃないんだな、これが。加えて、「ファンの倫理観」が各個人で違うから厄介だ。
「ルールを守れ」が「俺の決めた倫理観に沿って行動しろ」と叫んでいるだけかも知れないって、一度見直してみよう。「悪魔の呪文」を強化している場合じゃ無いって。
今日のBGM「Eddie / LED ZEPPELINE」
1999.3.5
今日地下鉄に乗っていて気づいたのであるが、漫画、アニメの同人誌って何故「海賊盤」扱いされないのであろう。例えば、洋楽のライヴに行くと貰うチラシに「会場外で売られている商品は全て許諾を得ていない海賊商品です。アーティストの権利を守るためにも違法販売に協力しない様にして下さい。」ってあります。どういう海賊商品があるかと言うと、バンド名を入れたTシャツとか、シールとか色々あるもんだ。
でも、コミケ行けば、許諾を得ずに漫画、アニメのキャラクタの勝手に真似して描いた、失礼、オリジナルの特徴を掴み再構築し模写した「同人誌」って沢山売っているんでしょ。?(勿論、独自のキャラクタを使った物も沢山ある)漫画、アニメって、視覚とストーリーが主だから、本質の半分を流用した漫画アニメ同人誌って原作者からすれば、どう見えるのだろう。
そして「海賊商品」と「同人誌」との境界はどこにあるのだろうか。もしかして、君の友達が作っているのが「同人誌」で、知らない奴が作っているのが「海賊商品」じゃないだろうね。?
1999.3.4
実は、下の文章は「日記でも書いてみるかな」と思って書きかけだったのです。が、ある事件が起きて下の思いが益々強くなってしまったという。
で、西の方で「電波には何を言っても無駄」「頭悪すぎ」と誰か叫んだらしいのですが、.htaccessに「悪魔の呪文」でも書いてあるらしく私には良く見えない。!残念。
時間が無いから取敢ず宿題。(笑)以下の中から、あなたが「ルールで良くない」と思うものを選び、その根拠を考えて下さい。
- 友達に遊佐未森を宣伝する為にCDをテープに録音してあげた。
- 遊佐お薦めのアルバムが廃盤だったので、CD-Rでコピーして貰った。
- Forest Notesのヴィデオを友達に貸した。
- WOWOWのモザイクツアーの放送をダビングしてもらった。
- 自分のweb pageに遊佐未森のCDジャケットの画像を使ってみた。
- コンサートホールで空腹なので席で買ったサンドイッチを食べた。
- ライヴ終了後、出待ちをして渡しそびれたプレゼントを渡した。
- 遊佐がお薦めのアルバムを買ったら海賊再発盤だった。
- 友達からライヴ録音したテープを聴かせてもらった。
- 海賊ライヴ盤を西新宿で買ってきた。
それではご機嫌よう。
今日のBGM「バーチャルスター発生学」「Touch / SARAH McLACHLAN」
1999.3.2
えー。今日は。このweb pageは私なりの偏見を通して遊佐未森を解析するpageだと思っているので、私という個人を打ち出すのは極力避けていました。でも、まあ、最近更新も遅延しがちなので、「忘れていません」という証拠のためにも、一筆啓上という事で。そして、私のアイデアメモも兼ねているので関係者以外は極力読まないように御協力をお願い致します。
で、今日は遊佐と遊佐未森の違いについて。
近年分かったのですが、私は「遊佐未森マニア兼コレクター」ではあるのですが、「遊佐ファン」「遊佐坊のファン」「ミモリスト」では無いなあと痛感した次第です。
空耳音楽博物館館長宛のMailはこちらへ。
yusa@highspec.org
Copyright 1996 SUDOU Masayuki